2016年06月01日
5月のおすすめCD
ランチのおすすめCDコーナーです♫
ランチです。今年は毎月、亡くなった人の事を書いていますが、その流れでプリンスについて書くことになってしまうとは。デビッド・ボウイもそうですが、ここ数年の作品がどれもかなり充実している（ボウイは死を自覚していたからこそ、ですが）だけに、早すぎる死が惜しまれます。86年と90年に横浜スタジアムで観たコンサートを思い出します。
Ｓａｍｂａ Ｓｏｃｉａｌ Ｃｌｕｂｅ Ｎｏｖａ Ｇｅｒａｃａｏ
レーベル：ＵＮＩＶＥＲＳＡＬ ＭＵＳＩＣ/ＢＲＡＳＩＬ
品 番：０６０２５４７６９６２８
発表年：２０１５年
価 格：１８００円（税別）／ブラジル輸入盤
買った店：ディスクユニオン新宿本店・４階ラテンブラジルフロアー
ひさしぶりに「サンバ・ソシアル・クルビ」を取り上げます。サンバ・ＭＰＢ界のトップスター達が続々と登場する豪華ライブが魅力の本シリーズですが、今回はちょっと趣向を変えて、「ニュー・フェイス特集」。フィーチャーされているアーティストの名前を読んでも、なるほど、知らない人ばかり。まさに「今が旬」って感じです。
ブックレットの写真を見ると、いつものきらびやかなステージショーではなく、みんなでテーブルを囲んで、ビールを飲みながらマイクを回して・・・という気軽なパゴージ・スタイルでのセッションで録音されたようです。
収録されているアーティストは６組で１組２曲ずつ、計１２曲がＣＤに収められています（同内容のＤＶＤは２０曲収録）。
そして、テーブルを囲んでいるメンツは誰なのかとクレジットを見ると、今やあちこちのセッションに引っ張りだこのネネ・ブラウンを始めとする、サンバ・ソシアル・クルビ・バンドの常連ばかり。主役は新人でも、脇はベテランの腕利きサンビスタが固めているので、「これぞパゴージ！」と言いたくなる、ツボを押さえまくった演奏になっています。そこに、今売り出し中の若手サンビスタが勢いある唄と演奏をかぶせてきますので、聴いていて楽しい楽しい、この手のライブ盤につき物の「みんなで大合唱」も臨場感たっぷりの、パゴージ名演集と言えるでしょう。
ＣＤを紹介しておいてこう言うのも何ですが、パゴージ風景が観たい、という方には、ＤＶＤの方をお勧めします。
Posted by あじゃさま at 20:48│Comments(0)
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